『マッシュル』は連載開始から多くのファンを魅了してきたギャグバトル漫画です。
筋肉で魔法に立ち向かう主人公マッシュを筆頭に、様々な魅力的なキャラクターたちが登場し、作品を盛り上げています。
魔法が当たり前の世界で、その力を持たずに筋肉だけで戦うマッシュを中心に、多くの魔法使いやイケメンキャラクターが物語を彩ります。
彼らはそれぞれ個性的な特徴を持ち、戦闘シーンではかっこいい姿を見せてくれます。
作品が進むにつれてキャラクター数も増え、「いったいどのイケメンキャラが最もかっこいいのか?」という疑問が湧いてくるのは当然です。
それぞれのキャラクターには魅力的な特徴と印象に残るシーンがあり、ランキング付けするのも一苦労です。
この記事では、『マッシュル』イケメンランキングを解説し、各キャラのかっこいいシーンについても詳しく紹介していきます。
イケメンランキング完全ガイド
ここからは、『マッシュル』に登場する魅力的なイケメンキャラクターたちを、読者からの支持や人気度、そして彼らの持つ独自の魅力を基準にランキング形式で紹介していきます。
人気の理由と選出基準
『マッシュル』のイケメンキャラクターが人気を集める理由は、単なる外見の良さだけではありません。
キャラクターの内面性、特に友情や勇気、正義感といった精神的な側面が大きく影響しています。
本ランキングでは、以下の要素を総合的に判断して選出しています。
- キャラクターデザインの魅力
- 公式で語られているイケメン度
- 印象的な戦闘シーンの存在
- キャラクターの内面的な魅力
- ファンからの支持度
これらの基準をもとに、『マッシュル』に登場する魅力的なイケメンキャラクターをランキング形式で紹介していきます。
魅力あふれるキャラクター紹介
『マッシュル』の世界では、魔法の才能や強さだけでなく、キャラクターそれぞれの個性や背景ストーリーが丁寧に描かれています。
イケメンキャラクターたちは単なる見た目の良さだけでなく、それぞれの目標や信念、葛藤を持ち、読者の心を掴んでいます。
中には初登場時は敵として現れながらも、次第に魅力を発揮し人気を獲得していったキャラクターもいます。
また、コミカルな一面と真面目な一面を併せ持つキャラクターも多く、ギャグとシリアスのバランスが絶妙なのも本作の特徴です。
それでは、『マッシュル』イケメンランキングTOP10を発表していきましょう。
イケメンランキング10位-7位のかっこいいシーン
イケメンランキングの10位から7位までを紹介します。
彼らはトップには届かないものの、それぞれ独自の魅力を持ち、作品を彩る重要なキャラクターたちです。
10位:シュエン・ゲツク
10位に選ばれたのは、レアン寮のシュエン・ゲツクです。
マギアルプスのサード・ワースマドルに頼まれて仲間に加わったキャラクターで、マギアルプスのアジトに潜入したマッシュたちを足止めするために登場しました。
シュエン・ゲツクのイケメン度は非常に高く、「ドットは顔がいい奴が死ぬほど嫌い!」という台詞からも、彼自身がかなりのイケメンであることがうかがえます。
公式ファンブックには「ドット分析イケメン度数」が記載されており、その中で最も数値が高いのがシュエン・ゲツクでした。
魔法学校内でもファンクラブが存在するほどの人気を誇るシュエン・ゲツクは、得意とする魔法で杖をばらのいばらムチに変えて攻撃します。
自らシルバ先輩より強いと宣言し、いばらでドットを拘束するほどの実力も持ち合わせています。
最後にはドットの仕掛けたトラップに引っかかり爆風に巻き込まれて敗北してしまいますが、そんな中でもいけてるポーズを決めながら負けを認める姿はさすがイケメンと言えるでしょう。
そんな姿勢から10位にランクインしました。
9位:フィン・エイムズ
9位はマッシュのクラスメイトであり、神覚者レインの弟であるフィン・エイムズです。
大きめの金色の瞳とそばかすがある可愛らしい顔立ちの持ち主で、チェンジズという対象の場所を入れ替える魔法を得意としています。
フィン・エイムズは普段はマッシュの天然ボケにツッコミを入れたり、強敵が現れるとドットの足をつかんで震えて怖がる弱虫な一面を見せることが多いキャラクターです。
しかし、神覚者選抜試験ではまったく異なる姿を見せます。
カルパッチョ・ローヤンに追いかけられ、水晶を横取りされかけた時、フィン・エイムズは友達であるマッシュの死刑を防ぐために奮闘します。
その水晶こそが友達の命を救う唯一の手段だったため、痛みに耐えながら圧倒的な強さを持つカルパッチョに抵抗したのです。
こうした友を見捨てない勇気ある行動が、フィン・エイムズのかっこいいシーンとして印象に残り、9位にランクインする要因となりました。
8位:ドット・バレット
8位はアドラ寮一年生のドット・バレットです。
自分が女性にモテないことを恨み、イケメンを見るだけで恨み節を爆発させる独特のキャラクターです。
女性にモテないのは顔ではなく、汚い言葉遣いや妬み、嫉妬心といった性格的な問題によるものですが、本人にはその自覚がありません。
そんなネガティブな特徴を持つドット・バレットですが、課外授業でシルバ先輩との一件では、他人であるマッシュを巻き込ませないという男気を見せました。
また、マギアルプス・ラブとのバトルでは姉の言葉を思い出し、マッシュの力になるためにイーラ・クロイツへと覚醒します。
さらに、エピデム戦においてはランスが痛めつけられたことに怒りが爆発し、さらなる覚醒を遂げました。
普段は妬みや嫉妬心を抱いているものの、仲間が傷つけられると本気で怒れる優しさを持っていることがドット・バレットの魅力です。
イーラクロイツに覚醒した際のドット・バレットのかっこいいシーンは非常に印象的で、そのギャップも含めて8位という評価になりました。
7位:ワース・マドル
7位はマギアルプスに所属するサード・ワース・マドルです。
神覚者デザドケイン・オーターマドルの弟で、素顔や髪型は兄とほぼ同じイケメンの持ち主です。
兄が丸眼鏡をかけているのに対し、ワース・マドルは黒色の丸サングラスをかけているのが特徴的です。
ワース・マドルの得意とする魔法は、泥を使用した分身術で敵を惑わせたり、地面を泥に変えて相手を引きずり込むものです。
さらに奥の手として、魔力を高めることで泥でできた巨大悪魔を召喚する能力も持っています。
これほどの強さを身につけたのは、魔法局に務める父親に認めてもらいたいという強い気持ちがあったからでしょう。
作中では重力魔法を得意とするランス・クラウンと互角に戦うほどの実力を見せました。
勝負に敗れたワース・マドルですが、それまで父親に認められるために努力を続けてきた姿勢がランスにも伝わり、その才能と努力を認められています。
敵として登場したものの、努力を惜しまない内なる熱さを持ったキャラクターとして7位にランクインしました。
公式ファンブックの質問コーナーでは、作者の甲本先生のイケメンランキングではワース・マドルは2位と高評価されていました。
イケメンランキング6位-4位のかっこいいシーン
『マッシュル』の世界には、さらに魅力的なイケメンキャラクターたちが揃っています。
ここでは6位から4位までのキャラクターを紹介します。
彼らはトップ3には惜しくも届かなかったものの、それぞれ強力な個性と魅力を持つキャラクターたちです。
6位:アビス・レイザー
6位はマギアルプスのセカンドを務めるアビス・レイザーです。
序盤は素顔を隠すために仮面をつけフードを被った姿で登場しました。
その理由は、相手の魔法を一時的に使用不可にさせるイヴル・アイを生まれつき持っていたからでした。
このイヴル・アイは忌まわしいものとされ、アビス・レイザーは幼少期から家族や周囲の人間からも疎まれ、過酷な人生を送ってきました。
「自分は生まれてくるべきではなかった」と苦しむアビス・レイザーに手を差し伸べたのが、マギアルプスのファーストであるアベルです。
強さだけではなく、アベルの期待に応えようとするアビス・レイザーの姿には、敵ながらも共感できるものがあります。
マッシュの攻撃を受けて素顔が明らかになった時、まるで女性のような美しさを持つイケメンであることが判明しました。
そんな優しい心を持つアビス・レイザーですが、女性と話せないほどの奥手な性格も魅力の一つです。
公式ファンブックによると、作者の甲本先生のイケメンランキングではアビス・レイザーは第3位とされています。
5位:マーガレット・マカロン
5位はオルカ寮監督生のマーガレット・マカロンです。
音を操る魔法を得意とし、気品のある雰囲気を漂わせているキャラクターです。
髪型は丸坊主で、素顔は女性のような美しい顔立ちを持つイケメンですが、本人曰く「心は女性」と語っており、言動がオネエ風になっています。
マーガレット・マカロンは神覚者候補の一人とされ、学生の域を超えているとウワサになるほどの強さを持っています。
神覚者オーターに依頼されてマッシュを襲撃しますが、レインに邪魔をされて退却することになります。
このとき傷を負ったマーガレット・マカロンですが、実はこの傷は仲間を庇ったために負ったものでした。
プライドが高く仲間を見捨てそうなキャラクターに見えましたが、純粋に戦いを楽しみ、騎士道精神を持つ武人として尊敬に値します。
表面的なキザさの裏に隠された真の騎士道精神と仲間を大切にする心が、マーガレット・マカロンの魅力であり、5位というランクになった理由です。
4位:レイン・エイムズ
4位は神覚者ソードケインのレイン・エイムズです。
剣魔法パルチザンを使用する彼は、作中ではまさに騎士のような存在として描かれています。
マーガレット・マカロンがマッシュを襲撃した際には、先回りしてマカロンを追い払うという強さを見せました。
レイン・エイムズはマッシュが魔法を使えない存在だと知られ死刑になりそうな時にも、ウォールバーグ校長と共に全力でバックアップする姿勢を見せます。
デリザスタとの戦いでは弟のフィンを邪魔扱いして戦闘から外しますが、これには深い理由がありました。
実は、フィンを毛嫌いしていたのは能力がなかったからではなく、「普通の人生を送って欲しい」という兄としての願いからだったのです。
皮肉なことに、覚醒したフィンのセコンズによる回復とバフを受けたことで、デリザスタに勝利することができました。
一見ぶっきらぼうな性格に見えるレイン・エイムズですが、面倒ごとは全て自分で引き受け、弟を思いやる優しい兄の一面を持っています。
そんな彼の魅力が4位という評価につながりました。
イケメンランキングTOP3の最高シーン
ついに『マッシュル』イケメンランキングTOP3の発表です。
彼らは作品の中でも特に人気が高く、印象的なかっこいいシーンを多く持つキャラクターたちです。
3位:ランス・クラウン
3位はアドラ寮1年生のランス・クラウンです。
序盤では自分の目的より他人を優先して助けたマッシュの姿勢を甘いと低く評価していました。
初期こそフィンなどマッシュの仲間たちを小瓶に入れて人質にし、崖から投げ捨てるという卑劣な行為を見せましたが、これは実はダミーで、ランス・クラウンは本当は卑怯な手を使うことが嫌いなキャラクターなのです。
ランス・クラウンが神覚者になろうとする目的は、病気である妹アンナの治療のためであり、幼少期から多くの苦労をしてきました。
その信念は揺るぎなく、彼の行動の原動力となっています。
イケメンでクールな性格に加え、友達思いの優しい一面も持ち合わせています。
さらに魔法の才能があるだけでなく努力も怠らない姿勢は、まさに理想的なキャラクターと言えるでしょう。
誰もが認める完璧なキャラクターのランス・クラウンですが、度々見せる強烈すぎるシスコンぶりが少しマイナス要素となり、控えめに3位という評価になりました。
しかし、公式の作者である甲本先生のイケメンランキングでは、ランス・クラウンは堂々の第1位とされています。
2位:ライオ・グランツ
2位は魔法警備隊の隊長を務め、神覚者ライトケインのライオ・グランツです。
神覚者の中では群を抜くイケメンでキザなキャラクターとして描かれています。
鏡の前で自分の顔を見て、そのイケメンぶりに本気で驚くほどの天然な性格も持ち合わせています。
ライオ・グランツは高出力のレーザーを出す魔法を得意としています。
魔法が使えないマッシュに無理難題を与えますが、見事にクリアしたマッシュを気に入り、死刑に賛成する他の神覚者たちからマッシュを庇う姿勢を見せました。
ライオ・グランツの魅力は、単なるナルシストではないところにあります。
彼の中には「男前」についての明確な定義があります。
- 弱い者には黙って手を差し伸べる
- 自分の筋は死んでも貫き通す
- 人を許すことを厭わない
- どんなに敵が強くても、どんなに自分が無力だと思い知っても、仲間のために立ち向かっていける男
このように、ライオ・グランツは見た目ではなく心の持ち方が最も重要だと考えています。
遊び人のような印象を与えますが、作中で誰よりも苦難や挫折を経験しながら魔法界のトップに上り詰めた努力の人物です。
さらに、強靭な精神の源は妻や子供を守るためという、超絶愛妻家という一面もあり、そのギャップも魅力の一つとなっています。
1位:マッシュ・バーンデット
1位は本作の主人公であるマッシュ・バーンデットです。
魔法が使えないというハンデを持ちながらも、鍛え上げた筋肉を武器にして魔法使いたちと戦い、多くの強敵を打ち破ってきました。
最強の力を持つデビルクンタブレットの長男ドゥウムを倒した際、強さについて問いかけられたマッシュは「パティシエになる」と答えました。
その理由として「戦いでは何も生まれないけど、お菓子を食べれば皆が幸福になるから」と語っています。
この言葉には、ギャグ漫画の枠を超えた深い感動があります。
マッシュ・バーンデットは、育ててくれた祖父のため、友達になってくれた仲間のため、そしてお菓子のためという3つの行動理念を持つ、真面目なのかド天然なのか判別しづらいキャラクターです。
マッシュヘアで周囲からは「キノコ頭」と呼ばれることもありますが、顔立ちは整っており、特に戦闘時には圧倒的なかっこよさを見せます。
強さ、性格、人を惹きつけるカリスマ性、そしてファンからの圧倒的な支持を総合的に判断し、マッシュ・バーンデットは堂々のイケメンランキング第1位に選出されました。
まとめ
『マッシュル』に登場するイケメンキャラクターたちは、単なる見た目の良さだけでなく、それぞれ独自の魅力と個性を持っています。
彼らのかっこいいシーンは、読者の心に深く刻まれ、作品の魅力を一層高めています。
本ランキングでは、マッシュ・バーンデットが1位に輝きましたが、他のキャラクターたちもそれぞれの魅力で読者を惹きつけています。
ライオ・グランツの「男前」哲学やランス・クラウンの友情と献身、レイン・エイムズの兄弟愛など、彼らの魅力は多岐にわたります。
『マッシュル』イケメンランキングは、キャラクターの外見だけでなく、内面的な魅力や印象的なかっこいいシーンを総合的に評価したものです。
魔法ではなく筋肉で戦う世界観の中で、それぞれのキャラクターが織りなす友情や成長、そして数々のかっこいいシーンは、これからも多くの読者を魅了し続けることでしょう。