ハイキュー/セッター組一覧!学校別キャラの特徴と魅力を詳しく紹介

『ハイキュー』に登場する魅力的なキャラクターたちの中でも、特に注目を集めているのがセッターたちです。

チームの司令塔として試合の流れを左右し、スパイカーの能力を最大限に引き出すセッターは、バレーボールにおいて最も重要なポジションの一つと言えます。

そんなセッターたちには、天才的な技術を持つ者から冷静な判断力に長けた者まで、様々な個性を持ったキャラクターが揃っています。

各校の戦術や勝利への道筋は、彼らの采配によって大きく変わってくるのです。

本記事では、『ハイキュー』に登場する全てのセッターについて、その特徴や魅力、チーム内での役割などを徹底的に解説していきます。

烏野高校の天才・影山飛雄から、青葉城西の及川徹、白鳥沢の白布賢二郎まで、各校の実力者たちの魅力に迫ります。

セッター一人一人の個性的な性格や、試合での活躍、チームメイトとの関係性など、細かい部分まで詳しく紹介していきますので、『ハイキュー』のセッターたちの魅力を存分に味わっていただけると思います。

この記事では、『ハイキュー』に登場する全セッターの魅力と実力について、詳しく解説していきます。

 

 

【ハイキュー】セッター組の役割と重要性を解説

ここからは、バレーボールにおけるセッターの基本的な役割と、『ハイキュー』作中での重要性について詳しく解説していきます。

 

セッター組の基本的な役割とは

バレーボールにおいて、セッターは「コートの指揮官」とも呼ばれる重要なポジションです。

試合中、最も多くボールに触れる機会を持ち、チームの攻撃の形を決定づける重要な役割を担っています。

セッターは、レシーブされたボールを受け取り、スパイカーが最も打ちやすい位置にトスを上げる技術が求められます。

クイック、時間差、バックアタックなど、様々な攻撃パターンに対応できる正確なトスワークが必要不可欠です。

 

チームの勝利を左右する重要なポジション

セッターには、単なるトスの精度だけでなく、試合状況を瞬時に判断する能力も求められます。

相手のブロック陣形を見極め、味方スパイカーの調子を把握し、そのときどきで最適な選択を行わなければなりません。

まさに「コートを支配する」存在として、チーム全体の戦術を采配する司令塔の役割を果たしているのです。

相手のブロッカーを欺き、スパイカーの前に立ちはだかる壁を崩すことも、セッターの重要な仕事の一つです。

『ハイキュー』では、このセッターというポジションを担当するキャラクターたちのことを「セッター組」や「セッターズ」と呼んでいます。

彼らは各校の戦術の要となり、チームの勝利に大きく貢献する存在として描かれています。

経験や技術、性格など、それぞれが異なる個性を持ちながら、チームの中心として活躍する彼らの魅力について、これから詳しく見ていきましょう。

 

烏野高校のセッター一覧

ここからは、物語の中心校である烏野高校のセッターたちを紹介します。

天才的な技術を持つ1年生から、チームを支える3年生副主将まで、個性豊かなメンバーたちの魅力に迫ります。

 

影山飛雄(烏野)

烏野高校の1年生で背番号9を着けるセッター。

圧倒的な才能と繊細なトスワーク、そして冷静な観察眼を持つ「天才セッター」として知られています。

試合中、最もボールに触れる機会が多いセッターというポジションに強い誇りを持っています。

中学時代は北川第一に所属し、「コート上の王様」という異名で呼ばれていました。

しかし、その頃は個人主義が強すぎてチームメイトとの連携が取れず、最後の大会で痛烈な経験をすることになります。

烏野高校に入学してからは、中学時代には敵対視していた日向翔陽とコンビを組み、驚異的な速攻を生み出すなど、目覚ましい成長を遂げています。

特に青葉城西高校の及川徹を目標として意識しており、彼のジャンプサーブなどを研究し、自身の技術向上に励んでいます。

 

菅原孝支(烏野)

烏野高校の3年生で背番号2を着ける副主将。

チームメイトからの信頼が厚く、明るい性格で面倒見の良さを持ち合わせたムードメーカーとしても活躍しています。

1年生の影山が正セッターのポジションを獲得した後も、決して心が折れることなく、チームを支え続けています。

試合中もベンチで待機する彼の存在は、チームに大きな安心感を与えています。

長年の経験から培った安定感のあるトスと、冷静な判断力を武器に、ピンチの場面では確実な采配で流れを変えることができる頭脳的なプレーヤーです。

 

鳥養繁心(烏野OB)

現在の烏野高校バレー部監督を務める鳥養監督の孫であり、かつての強豪・烏野を知る重要な人物です。

現在は坂ノ下商店で働きながら、町内会チームでプレーを続けています。

一見すると怖そうな風貌をしていますが、相手チームの分析力に優れ、的確な指導力を持つコーチとしての才能も併せ持っています。

その経験と知識は、現在の烏野高校バレー部の戦術面でも大きく活かされています。

これまでの経験を活かし、現役時代のセッターとしての視点から、チームの若手たちに様々なアドバイスを送っています。

特に影山と菅原の成長を見守りながら、適切な助言を与える重要な存在となっています。

 

青葉城西高校のセッター一覧

ここからは、強豪校として知られる青葉城西高校のセッターたちを紹介します。

実力派主将の及川を中心に、チームを支えるセッターたちの特徴と魅力を解説していきます。

 

及川徹(青葉城西)

青葉城西高校の主将を務める3年生で、背番号1を着用するエースセッター。

セッターとしての卓越した技術だけでなく、強烈なジャンプサーブでも知られる実力者です。

試合の流れを読み切る洞察力と、チームメイトの能力を最大限に引き出す采配力を持ち合わせています。

普段は軽薄な態度で周囲を和ませる性格ですが、バレーに関しては負けず嫌いな一面を持っています。

中学時代から後輩の影山をライバル視し、互いに切磋琢磨する関係を築いてきました。

同級生の岩泉一とは特に強い信頼関係を築いており、息の合ったコンビネーションを見せています。

端正な容姿と実力を兼ね備えているため、女子生徒からの人気も非常に高いキャラクターです。

 

矢巾秀(青葉城西)

青葉城西高校の2年生で、背番号6を着けるセッター。

烏野との練習試合では、怪我をした及川の代役としてコートに立ち、その実力の一端を見せました。

春高予選の烏野戦では、ピンチサーバーとして重要な場面で起用されています。

当初は烏野高校に対して「マネージャーが美人」という印象しか持っておらず、また「坊主で目つきが悪く、頭の悪そうな顔をした選手がいる」と金田一勇太郎と話していたところを田中龍之介に睨まれるなど、ユーモラスなエピソードも残しています。

及川の背中を追いながら、チームの未来を担う若手セッターとして着実に成長を遂げています。

先輩の及川から多くを学び、将来有望な選手として期待されている存在です。

 

白鳥沢学園のセッター一覧

ここからは、宮城県の強豪校・白鳥沢学園のセッターたちについて解説します。

「絶対王者」と呼ばれるチームを支える、実力派セッターたちの特徴と役割を見ていきましょう。

 

白布賢二郎(白鳥沢)

白鳥沢学園の2年生で、背番号10を着用するスタメンセッター。

爽やかな茶髪が特徴的な、頭脳派プレーヤーです。

彼の信念は「勝利のためには自分の個性を捨てて、エース・牛島に全てを託す」というもの。

その考えに基づき、地味ながらも確実な采配で白鳥沢の攻撃の要となっています。

セッターに必要不可欠な冷静さと判断力を持ち合わせ、常に最適な選択を心がけています。

派手なプレーを好まず、チームの勝利に徹する彼の姿勢は、白鳥沢の強さを支える重要な要素となっています。

 

瀬見英太(白鳥沢)

白鳥沢学園の3年生で、背番号3を着用するセッター。

3年生の中では唯一レギュラーではなく、控えのセッターとして白布を支える立場にいます。

主にピンチサーバーとしてコートに立つことが多く、重要な場面での活躍が期待される選手です。

レギュラーではないものの、チームの勝利のために自分の役割を全うする責任感の強い選手として描かれています。

白鳥沢の厳しい練習環境の中で培った高い技術力を持ち、いつでも白布の代わりを務められる実力を備えています。

チームの勝利のために、与えられた役割を確実にこなす頼もしい存在として、チームメイトからの信頼も厚い選手です。

チームの中で控えとして待機する立場でありながら、常に試合を冷静に分析し、必要な時にはアドバイスを送るなど、精神的な面でもチームに貢献しています。

その姿勢は、白鳥沢の「絶対王者」としての強さを陰から支えているのです。

 

実力校のセッター一覧

ここからは、音駒、梟谷、稲荷崎など、全国レベルの実力を持つ学校のセッターたちを紹介します。

各校の要として活躍する彼らの個性と魅力を詳しく解説していきます。

 

孤爪研磨(音駒)

音駒高校の2年生で、背番号5を着用するセッター。

特徴的なプリン型の髪型と、おとなしい性格が印象的なキャラクターです。

上下関係を極端に苦手としており、親しい日向翔陽に対しても敬語を使わせないほどです。

ゲーム好きが高じて常にゲーム機を手放せない一面がありますが、その観察眼と分析力は試合中にも遺憾なく発揮されます。

音駒高校の「頭脳」として、相手チームの弱点を的確に見抜き、最適な戦術を組み立てる才能を持っています。

 

赤葦京治(梟谷)

梟谷学園高校の2年生ながら副主将を務め、背番号5を着用しています。

チームのエース・木兎光太郎の扱いに長け、的確なツッコミと心理的サポートでチームを支えています。

冷静な性格と高い洞察力、的確な判断力を持ち合わせており、先輩からの信頼も厚い実力者です。

特に木兎のメンタル面でのコントロールに長けており、チームの要として欠かせない存在となっています。

 

宮侑(稲荷崎)

稲荷崎高校の3年生で、背番号7を着用する実力派セッター。

「高校No.1セッター」との呼び声も高く、その実力は多くのチームが認めるところです。

卓越した技術と天性の才能を持ち合わせ、チームの攻撃の要として絶大な存在感を示しています。

高い技術力と独特の性格で、チームメイトたちを引っ張る重要な存在として描かれています。

稲荷崎のセッターとして、強豪校の名に恥じない実力の持ち主であり、その存在は対戦相手からも警戒されています。

彼の的確なトスと冷静な判断力は、稲荷崎の強さを支える大きな要因となっているのです。

 

その他の注目セッター一覧

ここからは、伊達工、常波、扇南など、個性的なプレースタイルを持つセッターたちを紹介します。

各校で重要な役割を果たす彼らの特徴と魅力を詳しく見ていきましょう。

 

茂庭要(伊達工)

伊達工業高校の3年生で背番号2を着け、主将として部を率いています。

「外れ」と言われていた時期もありましたが、強豪となった2年生の加入により、「鉄壁」の異名を持つチームの中心選手として活躍しています。

烏野との試合では日向翔陽の速攻に苦戦しながらも、冷静に自チームの長所を活かした采配で試合の流れを立て直しました。

無口な青根高伸や生意気な二口堅治など、個性的な後輩たちをまとめ上げる統率力も持ち合わせた、頼れる主将です。

 

芳賀良治(常波)

常波高校の2年生で背番号9を着用するセッター。

3年生のエース・池尻隼人と息の合ったコンビネーションを見せ、安定したトスワークで試合を組み立てています。

チームの勝利に対する強い意志を持ち、一戦一戦を真摯な態度で戦う姿勢が印象的な選手です。

チームメイトからの信頼も厚く、セッターとしての実力を着実に磨いています。

 

夏瀬伊吹(扇南)

扇南高校の2年生セッター。

太い眉毛が特徴的な外見を持ち、チーム内でも独特の存在感を放っています。

セッターとしての基本的な技術に加え、独自のプレースタイルでチームに貢献しています。

 

古牧譲(角川)

角川学園高校の2年生で主将を務め、背番号5を着用。

眼鏡をかけ、手にテーピングを巻いているのが特徴です。

冷静な性格で相手チームの分析に長け、202センチの長身を誇る百沢雄大への的確な指示で、チームの攻撃を組み立てています。

 

二岐丈春(条善寺)

条善寺高校の2年生で背番号3を着用する、高い運動能力を持つセッター。

ネットに触れたボールを足で蹴り上げてトスに変えるなど、驚異的な身体能力の持ち主です。

通常のトスだけでなく、片手トスなども駆使する技術の高さを持ち、さらにはバックアタックにも積極的に参加するなど、攻撃的なプレースタイルが特徴です。

その多彩な技術は、対戦相手を悩ませる大きな武器となっています。

 

まとめ

『ハイキュー』に登場するセッターたちは、それぞれが個性的な性格と独自の魅力を持ち合わせています。

天才的な技術を持つ影山飛雄、チームを的確に統率する及川徹、冷静な判断力の白布賢二郎など、各校の司令塔として重要な役割を果たしています。

セッターは試合の流れを左右する重要なポジションであり、チームの勝利に大きく貢献する存在です。

スパイカーのように派手な活躍は少ないかもしれませんが、チームメイトの能力を最大限に引き出し、戦術を組み立てる彼らの存在なくしては、チームの勝利はありえません。

また、作中では単なる技術面だけでなく、チームメイトとの信頼関係やコミュニケーション能力など、セッターに求められる様々な要素が丁寧に描かれています。

実力はもちろんのこと、人間的な魅力にも溢れた彼らの存在は、『ハイキュー』の物語をより一層魅力的なものにしているのです。

セッターたちの中には、イケメンキャラクターも数多く存在しており、技術面だけでなく容姿的な魅力も兼ね備えています。

読者の皆さんも、ぜひお気に入りのセッターを見つけて、その活躍を応援してみてはいかがでしょうか。

これで『ハイキュー』に登場する全セッターの紹介を終わります。

彼らの今後の活躍にも、ぜひ注目していきましょう。