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ワンピース/ビッグマムは生きてる?死亡確定説・死亡シーンと四皇の最後を考察

『ワンピース(ONE PIECE)』ワノ国編の決戦でビッグマムはユースタス・キッドとトラファルガー・ローにより敗北し、マグマの穴へと落とされました。

この四皇の最後については死亡が確定していないため、生存の可能性を示す多くの証拠が存在します。

ビッグマムの能力や強さはこれまで物語の中で大きな役割を担ってきました。

この記事では、『ワンピース』のビッグマムの死亡に関する真相と彼女の能力について解説します。

 

 

四皇ビッグマムの敗北とその真相

四皇の一人であるビッグマムは、その圧倒的な強さで海賊界に名を轟かせてきました。

しかし、ワノ国での決戦で大きな転機を迎えることになります。

 

キッドとローが挑んだ驚異の共闘作戦

ユースタス・キッドとトラファルガー・ローは、プライドの高い性格から最初は息が合いませんでした。

しかし、ビッグマムの圧倒的な力の前に追い込まれた2人は、一時的な共闘を決意します。

2人には秘策がありましたが、体力を大幅に消耗するため使用のタイミングを慎重に判断していました。

最終的に、トラファルガー・ローがサポート役となり、ユースタス・キッドが決定打を放つ作戦を実行することになりました。

 

マグマへの転落と決着の瞬間

激しい戦いの末、トラファルガー・ローは残りの体力をすべて使い特大の「K・ROOM(クローム)」から「衝撃波動(ショックヴィレ)」を発動させました。

地中深くまで刺さった衝撃波がビッグマムを襲います。

その隙を見逃さず、ユースタス・キッドは「電磁砲(ダムド・パンク)」でとどめを刺そうとしました。

しかし、この攻撃を受けてもビッグマムの意識は残っていました。

ビッグマムはプロメテウスとヘラに指示を出そうとしますが、トラファルガー・ローの「凪(サイレント)」により音が消されていたため、命令が届きませんでした。

このロー​​の技はコラソンの能力にヒントを得たものと考えられます。

結果的に、ビッグマムはマグマの穴に転落し、敗北が確定しました。

しかし、彼女の死亡が明確に描かれたわけではありません。

 

ビッグマムの死亡を示す証拠

ビッグマムの敗北は確かなものとなりましたが、彼女が本当に死亡したのかについては意見が分かれています。

 

死亡シーンの描写と放送回を徹底解説

ビッグマムのマグマ転落シーンは、原作99巻の1040話「新世代の耳にも念仏」で描かれました。

アニメでは、1067話「新時代へ!決着!ガキ共の覚悟」で放送されています。

この場面では、マグマの中に落ちていくビッグマムの姿が描かれていますが、明確な死亡確認はされていません。

これがファンの間で様々な憶測を呼ぶ要因となっています。

 

キッドとローの覚醒能力が引き起こした致命的ダメージ

ビッグマムを追い詰めたのは、キッドとローが繰り出した悪魔の実の覚醒能力でした。

トラファルガー・ローの覚醒技「K・ROOM(クローム)」は、相手の内側にダメージを与える防御不能の技です。

体は鍛えて頑丈にできても、内臓は鍛えることができないため、ビッグマムの防御を突破する効果的な攻撃となりました。

ユースタス・キッドの覚醒技「付与(アサイン)」は、相手に磁気を付与する能力です。

この能力によって磁気を帯びたビッグマムは、周囲の金属や自分の武器が身体にまとわりつき、自由を奪われてしまいました。

これらの攻撃の連携により、通常ではダメージを与えることが難しいビッグマムに有効な打撃を与えることができました。

 

ビッグマムが生きている可能性

敗北は確定していますが、ビッグマムの生存を示唆する証拠もいくつか存在します。

 

死亡が明言されていない謎の結末

作中でビッグマムの死亡が明確に描かれたシーンや明言されたセリフはありません。

このことから、多くのファンはビッグマムの再登場の可能性を期待しています。

また、ビッグマムには未だ解明されていない謎が存在します。

その一つは、なぜビッグマムがソルソルの実の能力を使えるのかという点です。

ソルソルの実は、ビッグマムの里親であるマザー・カルメルの能力でした。

しかし、同じ能力を持つ者は同時に二人存在できないはずです。

能力者が死亡すると、その実が再び世界に現れることが明らかになっています。

このことから、マザー・カルメルは死亡したと考えられますが、ビッグマムが同じ能力を持つ謎は解明されていません。

もう一つの謎は、ビッグマムの異常な身体です。

幼少期から普通の人間と比べて巨大な体格を持ち、その耐久力は並外れたものです。

ロケットランチャーの直撃を受けてもダメージを受けないほどの頑丈さを持っています。

これらの謎が明らかにされないまま物語から退場するのは考えにくく、今後の展開でさらなる情報が明かされる可能性があります。

 

意味深な最後の言葉と再登場への伏線

ビッグマムはマグマに落ちる直前、「おれがこれしきで死ぬと思うなよ」という言葉を残しました。

一見すると負け惜しみのように聞こえますが、別の解釈をすれば「このような状況でも死なない」という自信の表れとも考えられます。

そのセリフからは、どこか余裕を感じさせる雰囲気もありました。

また、ファンの間では、ビッグマムがソルソルの実の能力を使ってマグマに魂を与え、生き延びる可能性も議論されています。

 

ルフィとの決着がついていない未完の因縁

ビッグマムの生存を支持する重要な論点として、ルフィとの直接対決がまだ行われていないことが挙げられます。

『ワンピース』70巻第169話「利害の一致」でルフィは「四皇はおれが全部倒すつもりだから!!!」と宣言しています。

カイドウはルフィ自身の手で倒されましたが、ビッグマムはキッドとローによって敗北を喫しました。

このことから、ルフィとビッグマムの因縁はまだ決着がついておらず、今後の物語でビッグマムが再登場し、ルフィとの決戦が描かれる可能性があります。

特に、ギア5や流桜を習得したルフィとビッグマムの戦いを期待するファンも多いでしょう。

 

謎に包まれたビッグマムの正体と能力

ビッグマムの生死に関わらず、彼女の存在自体が多くの謎に包まれています。

 

圧倒的な身体能力と耐久力の秘密

本名をシャーロット・リンリンというビッグマムは、身長880cm、68歳という設定で、四皇の一人として君臨してきました。

懸賞金は43億8800万ベリーにも上ります。

幼少期から異常な体格を持ち、5歳の時点で既に両親の2倍以上の大きさがありました。

両親は普通の人間のようでしたが、ビッグマムは巨人族ほどではないものの、異常な大きさと力を持っていました。

彼女の身体の頑丈さは特筆すべきもので、ロケットランチャーの直撃を受けてもダメージはありませんでした。

この異常な耐久力の秘密はまだ明らかにされていません。

 

ソルソルの実の力とマザー・カルメルとの関係

ビッグマムは超人系の悪魔の実「ソルソルの実」の能力者です。

この能力により、魂のやり取りが可能となり、人から魂を奪ったり、物に魂を付与して意思を与えたりすることができます。

魂を奪う量は調整可能で、万国(トットランド)の住民たちは税金の代わりに魂を納税していました。

しかし、このソルソルの実の能力はもともとビッグマムの里親であるマザー・カルメルのものでした。

一般的に、同じ能力を持つ者は同時に存在できず、能力者が死亡すると実が再び世界に現れるはずです。

ビッグマムがなぜこの能力を持つのか、マザー・カルメルと彼女の間に何があったのかは、まだ明かされていない重要な謎です。

 

四皇としての圧倒的強さと弱点

ビッグマムの強さは、その異常な身体能力と悪魔の実の能力の組み合わせにあります。

戦闘では武装色の覇気と覇王色の覇気を纏った攻撃を主に使用し、悪魔の実の能力は補助的に用いています。

彼女の海賊団は全員が家族であり、息子46人、娘39人という大所帯です。

彼女は支配する万国(トットランド)の島々に対して、金品ではなくお菓子を納めることを要求していました。

ビッグマムは甘いものが大好きで、食べたいお菓子を食べられないと「食いわずらい」と呼ばれる禁断症状を起こし暴走します。

この状態では周囲が見えなくなり、自分の子供にも容赦なく攻撃を加えることがありました。

彼女の唯一の弱点は、里親であるマザー・カルメルの写真が破壊されることでした。

写真が破壊されると、ショックのあまり膝をつき泣きわめく姿が描かれています。

この時、膝をついた地面が擦り剥け血を流していましたが、なぜこの時だけ攻撃が通ったのかは明らかになっていません。

 

まとめ

四皇ビッグマムは、キッドとローの共闘によってマグマに転落し敗北しましたが、彼女の死亡が確定したわけではありません。

最後の言葉や解明されていない謎の存在、ルフィとの因縁など、ビッグマムが生きている可能性を示す証拠は多く存在します。

ソルソルの実の能力や異常な身体能力など、ビッグマムに関する謎は多く、これらが明らかにならないまま物語から退場するとは考えにくいでしょう。

今後の『ワンピース』でビッグマムが再登場し、彼女の真の結末が描かれる日を待ちたいと思います。